活動内容

過去の展覧会


2024年

企画展「ともなる人 ―岡村美穂子の生き方―」

令和6年10月4日(金)~令和7年1月19日(日)
当展は、晩年の鈴木大拙にとって「ともなる人 Companion」であり、大拙の没後半世紀以上にわたって「大拙先生」を語り伝えてきた岡村美穂子(1935-2023)の姿を紹介します。 鈴木大拙館・設立(2011年)以後においても、名誉館長として、講演会をはじめ様々な場で「大拙先生」を伝えてきました。 それらは過去の人物の昔話ではありません。「Mihoko-san 美穂子さん」が語るところに、大拙そのひとがあらわれていたのだといえます。 当展は、いまを生きる大拙の見方や考えを伝えるため、岡村美穂子の語り、業績に着目します。

企画展「無心といふこと」

令和6年7月26日(金)~令和6年9月29日(日)
仏教哲学者・鈴木大拙(D. T. Suzuki 1870-1966)の思想において重要なキーワード「無心」。現代においてもそのことばはよく使われていますし、「無心」で行えばうまくいくことを経験的に気づいている方も多いと思われます。 心が無いという意ではなく、何ものにも執られない心といえるでしょう。「無心」について大拙が解き明かした著作、それが『無心といふこと』です。「無心」をテーマに、大拙の直筆の書や写真を展示します。

企画展「2024・春 大拙と語る」

令和6年4月26日(金)~令和6年7月21日(日)
当展は、リニューアルオープンした当館の紹介に加え、館周辺の春を楽しむ散策を提案します。 当館所蔵の作品・資料の中から、鈴木大拙の足跡や考えを体感できる「いまに生きるもの」を取り上げ、大拙をより身近に感じることができる視点から構成します。